不要な出費の防止
準備の段階で確認を
リフォーム工事の場合、床や天井を開けてみるまで分からない部分がありますので、急に変更工事が必要になることがあります。ただ、どうしても避けられない変更工事以外は、できるだけ避けるように心がけましょう。
不要な出費を強いられることで、予算オーバーにつながることとなります。現場で急な思いつきで口にしたことが、予想外の出費につながることもあるので、着工前にしっかりプランを煮詰め、準備万端で契約に臨むようにしましょう。
また、工事以外の出費について把握していなかったため、結果的に予算オーバーとなってしまうケースもあります。
例えば仮住まい時の家賃は見落としがちですが、2回の引越し料金も含めると、かなりの出費になります。
また、仮住まい先に荷物がすべておさまらない時は、有料の貸し倉庫などに依頼して、荷物を預かってもらわなくてはなりません。変更工事などで工事が延長になってしまうと、当然のことながら、これらの出費がさらにかさむことになります。
リフォームによって完成した住まいには、工事費に消費税が生じます。また、ローンを組んだ場合は手数料なども発生します。間取りを変更した場合、新たに家具やカーテンが必要となることもあります。
それぞれの金額は小さくても、トータルとしては相当の出費になりますので、予算はぎりぎりではなくゆとりをもって見積もるようにしたほうがいいでしょう。